中古フォークリフトは高年式で稼働時間が少ない機械であれば国内再販されますが、海外販路で輸出される場合も多いです。

日本製のフォークリフトは世界規模で高いシェアを誇っており、グローバル企業が多いのもあり海外での需要は安定しております。輸出される場合は基本的に定格荷重が大きいほど買取価格も高くなります。高く売るコツとしては高年式、低稼働の車両であれば国内で再販される可能性がありますので、土や埃はきれいに落とし、目立った傷やサビなどは修復し油圧ホースやシリンダーの点検や可動部分のグリスアップ等しておくと買取金額アップに繋がります。

仕様が様々な為、汎用性の高い仕様が売る際に有利になります。国内再販の場合はタイヤの溝や座席シートの劣化などの細かい所も重要視されます。

年に数回しか使ってない場合やここ数年使ってない様な場合は国内再販される可能性があるためキレイにしてから査定してもらいましょう。保管場所も重要で、風化しにくい室内保管や車庫保管の場合は査定額アップのチャンスです。

フォークリフトとは、2本の爪を油圧シリンダーで昇降させる荷役運搬機械の呼名です。

動力はディーゼルエンジンが主流で他にガソリンエンジン、バッテリー式、ガス、等があります。ミッションは主にトルコンと呼ばれるトルクコンバーター式が多く、リアステアリングが主流になります。中古市場で取り扱いが多いのは定格荷重0.5t～8.0tクラスになります。

業種は様々ですが特に利用されてるのが荷役として活躍する運送業がメインで他には精密機械、産業廃棄物リサイクル業、倉庫業、水産業など。

アタッチメントや仕様が多数あり、サイドシフト、ヒンジドフォーク、全回転フォーク、ロールクランプ、ベールクランプ等、他にも様々で職種や作業内容に合わせた仕様があります。

食品を扱う市場、ヤード内や倉庫内、屋内で使用する際に排ガスの出ないバッテリー式が使われる場合が多く、市場などでは立ち乗りのリーチフォーク等が多く利用されています。

産廃業、リサイクル業等でよく使われるのが回転フォークで、ボックスパレット等を用いてバラ物、粉末状の積荷を積み回転させ排出させます。倉庫内作業で良く見かけるのが最大地上高が4m以上になるハイマスト仕様等です。業種や作業内容によって特徴も仕様も様々です。