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電動フォークリフトとは?種類・メリット・デメリットを徹底解説

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電動フォークリフトとは?種類・メリット・デメリットを徹底解説

電動フォークリフト

2025年9月4日

「電動フォークリフト」はバッテリーを動力源とし、排気ガスを出さない環境にやさしいフォークリフトです。

種類が豊富で倉庫や工場だけでなく、屋外作業に対応するタイプも登場しており、あらかじめ種類を理解しておけば、自分の現場に最適なフォークリフトを選びやすくなります。

この記事では、電動フォークリフトの主な種類とバッテリーの特徴、さらに導入のメリット・デメリットを整理し、失敗しない選び方のポイントを解説します。

人気機種の例も紹介しますので、ぜひ導入や買い替えの参考にしてください。



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電動フォークリフトとは?

電動フォークリフトとは、エンジンではなくバッテリーを動力源とするフォークリフトの総称です。
従来のエンジン式(ディーゼル・ガソリン・LPG)に比べ、以下のような特徴があります。

特徴

排気ガスが出ないため室内作業でも安全
騒音が少なく住宅街や夜間作業にも対応しやすい
メンテナンス箇所が少なくコストを抑えやすい

環境配慮や現場作業を改善するニーズから導入が増えており、倉庫・工場だけでなく屋外に対応したタイプも登場しています。

電動フォークリフトの主な4種類

電動フォークリフトとは?種類・メリット・デメリットを徹底解説

ここからは、電動フォークリフトの主な4種類それぞれの特徴を見ていきましょう。

カウンター式

住友フォークリフト バッテリー式フォークリフト(カウンター式)

画像引用:住友フォークリフト バッテリー式フォークリフト(カウンター式)

カウンター式は運転席に「座って操作するタイプ」のフォークリフトです。

後方に重り(カウンターウエイト)があるためバランスが良く、重量物を扱う屋外作業に適しており、トラックへの積み下ろしや広いヤードでの運搬におすすめです。

リーチ式

リーチ式フォークリフト トヨタL&F Rinova

画像引用:トヨタL&F Rinova

リーチ式は、運転席に立ったまま操作するフォークリフトです。

フォークが前後にスライドするため、倉庫内の奥の棚にも荷物を置けます。

車体がコンパクトで方向転換がしやすく、狭い通路が多い倉庫や物流拠点での作業におすすめです。

ピッキング式

ピッキング式フォークリフト トヨタL&F 700kg電動フォークリフト りとるランナーP

(画像引用:トヨタL&F 700kg電動フォークリフト りとるランナーP

ピッキング式は、運転席部分が上下に昇降するフォークリフトです。

荷物をラックに置く際、運転者も一緒に昇降できるため、狭い通路や店舗内での商品整理に便利です。操作が比較的簡単で、18歳以上なら免許がなくても運転可能となっています。

小売店舗や倉庫内での軽作業におすすめです。


※運転技能講習は不要ですが、事業者が行う特別教育は義務付けられています。

3way式

3way式フォークリフト 

(画像引用:0.7~1.5ton 3-wayフォークタイプ電動フォークリフト Rinova(リノバ)ラックストッカー

3way式フォークリフトは、車両の向きを変えずに、左・右・前方の3方向へ荷役ができるフォークリフトです。

通路幅が車幅とほぼ同じでも作業できるため、省スペースの倉庫に向いています。

さらに高揚高マストを搭載しているので、高所ラックを有効活用でき、収納量の拡大にもつながります。
高層ラック倉庫や狭小スペースで効率的に作業したい現場におすすめです。

特殊仕様の電動フォークリフト

倉庫 フォークリフト活用 イメージ

電動フォークリフトには、特殊な環境に対応できる使用の機種もあります。

冷凍冷蔵庫仕様

冷凍冷蔵庫仕様のフォークリフト

出典:トヨタL&F 0.5~3.5ton電動フォークリフト冷凍冷蔵庫仕様

冷凍冷蔵庫仕様のフォークリフトは、低温倉庫や冷凍庫内での作業に対応するために設計された特別仕様機です。

主要な特徴としては以下の通りです。

  • 防水・防サビ構造:結露や霜に強く、部品の劣化を防止
  • 低温耐性:機種によっては -35℃〜-60℃ の環境で稼働可能
  • 安全・安定性:極寒環境でもバッテリーや油圧系が安定作動するよう設計されている

そのため、冷凍食品の物流倉庫やスーパーのバックヤードなど、低温環境での荷役作業に欠かせない存在となっています。

防爆タイプ

防爆タイプのフォークリフト

(画像引用:ニチユバッテリーフォークリフト PLATTERカタログ

防爆タイプの電動フォークリフトには、カウンターバランス式リーチ式の2種類があります。

爆発性のガスが発生するリスクのある場所でも使用でき、「第二類危険個所」においても安全に作業が可能です。

「第二類危険個所」とは、通常は危険がないものの、故障やトラブルなど特定の条件下で爆発性ガスや蒸気が発生する可能性がある場所を指します。

つまり、防爆フォークリフトは、普段は安全な環境でも「万が一ガスが発生したとき」に爆発リスクを最小限に抑えられるように作られている特別仕様です。

電動フォークリフト動力「バッテリー」の種類

バッテリーのイメージイラスト

動力である「バッテリー」には、鉛バッテリー(鉛蓄電池)リチウムイオンバッテリーの2種類があります。

稼働時間はバッテリー容量によって決まるため、長時間作業を行う場合は予備バッテリーの用意や、急速充電・休憩時間中の補充電を活用すると効率的です。

【鉛バッテリーとリチウム と イオンバッテリーの比較】

種類鉛バッテリー(鉛蓄電池)リチウムイオンバッテリー
価格安価高価
寿命短い鉛の約3倍長いことも
充電時間がかかる(約8時間)急速充電可能、短時間の補充電でも可
メンテナンス電解液の補充が必要ほぼ不要

電動フォークリフトのメリット

メリットのイメージ画像

電動フォークリフトのメリット

・狭い現場でも小回りが利く、運転操作が簡単

・部品の故障リスクが低く、メンテナンス費用が抑えられる

・排ガスがなく、環境にやさしい

・騒音が少なく、住宅街や夜間作業にも向く

電動フォークリフトは車体が小さく、方向転換もスムーズ。前後進の切り替えもレバー操作だけでできるため、初心者にも扱いやすい機種です。

また、構造がシンプルなので部品の故障が少なく、点検・修理コストも抑えられます。

排ガスが出ないので倉庫・工場などの密閉空間でも安全に使え、騒音も少ないため住宅街や夜間作業にも適しています。

電動フォークリフトのデメリット

デメリットのイメージ画像

・導入コストが高い(本体価格+充電設備+バッテリー交換費用)
・連続稼働時間が短く、充電に約8時間必要
・バッテリー交換が高額(約100万円)
・鉛バッテリーは液補充の手間がある

電動フォークリフトはエンジン式に比べ初期費用が1.2~1.5倍ほど高く、充電設備や将来的なバッテリー交換費用も考慮する必要があります。

バッテリー容量による制約から長時間の連続稼働は難しく、充電に時間もかかります。予備バッテリーや充電環境の整備が重要です。
特に鉛バッテリーは液の補充作業が欠かせず、管理の手間がかかります。

人気の電動フォークリフト

近年、物流業界では労働力不足により、コスト削減や作業効率の向上が求められています。

なかでも、コンパクトで小回りが利き、効率的な作業が可能な「小型」の電動フォークリフトに関心が集まっています。ここからは、人気の機種を3つ紹介します。

トヨタL&F(geneB)

トヨタL&F「geneB」

(画像引用:トヨタL&F geneBカタログ

トヨタL&Fの「geneB」は、1.0~3.5トンの電動フォークリフトです。

特徴

・リチウムイオンバッテリーを搭載し、休憩時間中の補充電で稼働を継続できる
・バッテリーメンテナンスが不要
・鉛バッテリーの約3倍長持ち

三菱ロジスネクスト(PLATTER)リーチ式

三菱ロジスネクスト「PLATTER」(プラッター)

(画像引用:ニチユバッテリーフォークリフト PLATTERカタログ

60年以上の実績を持つ歴史を誇るリーチ式シリーズです。

特徴

・独自の多機能集中制御システム「SiCOS」搭載
・操作性と安全性を高いレベルで両立
・ECOモードで電力消費15%カット
・稼働時間最大9時間30分

無人搬送にも対応

人材不足や過酷な作業環境にも対応できる点で注目を集めています。

コマツ(FEシリーズ)カウンター式

コマツのFEシリーズ(カウンター式)

(画像引用:コマツカスタマーサポート

最大荷重1.5~1.8トンの電動フォークリフトです。

特徴

・電解液がほとんど減らない設計で、バッテリー液の補充が不要
・「急速補充電」ができる
・「バッテリーフード」を外さず充電可能
・1時間でバッテリー容量の最大60%を回復

繁忙期や急な残業にも対応しやすい

現場に最適な電動フォークリフトの導入を検討しましょう

検討 発見 見つける

現場での作業効率や安全性を高めるためには、使用環境に合った電動フォークリフトを選ぶことが欠かせません。

初期費用はエンジン式より高めですが、燃料代や保守コストが抑えられるため、長期的なメリットもあります。現場の条件に合わせて最適な機種を導入し、効率的かつ安全な作業環境を整えましょう。



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