カウンターフォークリフトとは?リーチ式との違い・必要免許を徹底解説!
2025年8月4日
フォークリフトには「カウンター式」と「リーチ式」があります。
なかでもカウンターフォークリフトは、屋外や工場などで重い荷物を安定して運べることから、もっとも多く使われている形です。
現場にフォークリフトを導入したい方のなかには「カウンターフォークリフトって何?」「どちらを現場に導入すればいいのだろう?」と気になる方もいるでしょう。
それぞれのフォークリフトは、操作方法や活躍できる最適な現場が変わります。
本記事では、カウンターフォークリフトの特徴やリーチ式フォークリフトとの違いを紹介します。操作に必要な資格についても紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
カウンターフォークリフトってどんなフォークリフト?

カウンターフォークリフトは、「カウンター式フォークリフト」とも呼ばれる、操縦席に座り、ハンドルを持って操作するフォークリフトです。
JIS規格に定義されている正式名称は「カウンターバランスフォークリフト」となっています。
前方のツメ部分に重たい荷物を載せた際にも車体のバランスが保てるよう、反対側(後ろ)に重りによる荷重がついています。
カウンターフォークリフトの特徴

重たい荷物でもグラつかず、しっかり運べるのがカウンターフォークリフトの強みです。
屋内・屋外どちらの現場でもよく使われていて、運転のしかたもシンプルで、はじめての人でも扱いやすいのが特徴です。
ただし、フォークリフトは後ろのタイヤで曲がる「後輪駆動」なので、ハンドルを回した方向と車体の動きが逆になる点に注意が必要です。
(※ふつうの車は前のタイヤで曲がる「前輪駆動」)
通路がせまい場所では動きにくいため、そういった現場にはあまり向いていません。
カウンターフォークリフトのエネルギー源は主に3つ
カウンターフォークリフトは、主にガソリン式・ディーゼル式・バッテリー式で動きます。
| 動力 | 特徴 | コスト |
| ガソリン式・ディーゼル式 | 馬力が高く、力強い作業に向いている。 | 燃料の費用や定期的なオイル交換の費用がかかる。 |
| バッテリー式 | 排気ガスが出ず、環境にやさしい。屋内での使用に適している。 | 電気代やバッテリーの交換費が必要。初期費用はやや高めだが、燃料費が不要で長期的には経済的なケースも多い。 |
工場や物流倉庫など重たい荷物をたくさん運ぶ現場には4輪タイプがおすすめ!
4輪タイプのメリット
- ☑安定感があり、荷物の重さでバランスを崩しにくい
- ☑最大荷重が大きいものが多く、重量物の運搬に強い
- ☑屋内・屋外どちらの現場でも使いやすい
4輪タイプのデメリット
- ☑狭い通路など、小スペースでの操作には不向き
- ☑3輪タイプより価格が高め
- ☑︎本体価格だけでなく、広い作業スペースの確保なども含め、導入コストが大きくなる傾向がある
通路が狭い場所や、スペースに限りがある場所には3輪!
3輪タイプのメリット
- ☑前輪2つ・後輪1つの構造で、後輪が旋回軸になる
- ☑回転半径が小さく、小回りに強い
- ☑通路幅の狭い倉庫や作業スペースでも取り回しやすい
カウンター式 vs リーチ式フォークリフトとの比較

カウンターフォークリフトと異なるポイントを表で比べてみましょう。
| ポイント | カウンター式 | リーチ式 |
| 動力源 | ガソリン式/バッテリー式/燃料電池 | バッテリー式のみ |
| 向いている環境 | 屋内・屋外・広い場所 | 屋内・狭い場所 |
| 操作方法 | 座ってハンドル操作(前後・左右) | 立って操作、レバー(前後)・ペダル(左右) |
| フォークの稼働 | 上下のみ | 上下+前後に伸びる |
| 機能性 | 小回りがきかない | 小回りがきく |
| 安定走行性 | 安定 | やや不安定になりやすい |
| 速度 | 比較的速い | 遅い傾向あり |
| 力強さ | 強い | 弱め |
| 耐荷重 | 高い | 低い |
| 稼働時間 | 長め | 短め |
リーチ式フォークリフトは、屋内の倉庫や狭い場所など、小回りを効かせる必要がある場所に適しているフォークリフトです。ツメを前後に動かして、棚に置かれた荷物を出したり、積んだりできます。
また、エネルギー源がバッテリーなためパワーが劣りますが、排出ガスが出ず、環境にやさしいことがポイントです。
立って運転するリーチ式は、耐荷重が低く、走行時はバランスが悪くなりやすいため、操作に慣れるまでは運転が難しく感じるかもしれません。
カウンターフォークリフトの操作に必要な資格は?

じつは、カウンター式・リーチ式ともに、操縦に必要な資格は一緒です。
カウンターフォークリフトは、重量のある荷物を安定して運搬可能なため、効率よく作業できます。
しかし、操作方法を間違うと大きな事故に繋がるリスクも上がります。そのため、資格を取得し、必要な知識や技能を身につけてから操作することが大切です。
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公道を走るには自動車免許または特殊自動車免許が必要
公道を走るとき、大きさやスピードによって必要な免許が変わります。
小さくてゆっくりなタイプは普通免許でOKですが、サイズが大きいものは大型特殊免許が必要になることがあります。
| フォークリフト区分 | 小型特殊自動車 | 大型特殊自動車 |
| 条件 | 全長:4.7m以下 全幅:1.7m以下 全高:2.8m以下(※ヘッドガードなど含む) ヘッドガード等を除いた部分が2.0m以下) 最高速度:15km/h未満 | 小型特殊自動車の基準を超えるもの(高さについては、ヘッドガード等を除いた部分が2.0mを超える場合も該当) |
| 必要免許 | 自動車免許もしくは、小型特殊自動車免許 | 大型特殊自動車免許 |
積載量1トン以上のフォークリフトに必要な資格
積載量が1トン以上であるものを運転する場合、国家資格であるフォークリフト運転技能講習の受講が必要です。
フォークリフト技能講習は、受講資格は18歳以上であれ
ばだれでも受講可能!座学と実技があります。
試験に合格するとフォークリフト運転技能講習修了証がもらえます。
修了証には有効期限がありませんが、5年以上フォークリフトを運転していなかった場合などには再度受講が必要です。
特別教育が必要なのは「最大荷重1トン未満」のフォークリフト
積載量1トン未満のフォークリフトを運転する際は、フォークリフト運転業務に係る特別教育を受けることで、運転できるようになります。
フォークリフト運転技能講習よりも座学や実技の時間が短く、最短2日で取得できますよ。
人気のカウンターフォークリフトメーカーはどこ?

フォークリフトはさまざまなメーカーが製造・販売しています。
なかでも、トヨタ、三菱ロジスネクスト、コマツ、住友ナコはフォークリフトメーカーの主要4社とされており、日本国内外で人気となっています。
それぞれのメーカーの特徴を見ていきましょう。
《トヨタ》
世界トップシェアを誇るメーカー。
電動・エンジン式など、幅広いラインナップを持ちます。特に品質と信頼性でグローバルに高い評価を得ている。
《三菱ロジスネクスト》
三菱重工業・ユニキャリア・ニチユ・TCMが統合されて誕生した企業。
それぞれの企業が培ってきた技術の強みを活かした技術力を活かし、幅広い現場に対応できる多彩なモデルを展開。
《コマツ》
油圧ショベル(ユンボ)等の建機製造技術を活かし、堅牢で操作性に優れたフォークリフトを製造している。
特に中型~大型のエンジン式モデルに強みがあり、屋外や重量物の運搬現場で多く採用されている。
《住友ナコ》
日本の住友重機械工業と、アメリカのハイスター・エール社(現ハイスター・イェールグループ)が出資して設立された合弁会社です。
国内メーカーにはない、堅牢で耐久性の高い設計が特徴で、過酷な現場や重量物の運搬に向いています。
フォークリフトを購入するメーカーを選ぶ際のポイント

フォークリフトを購入するメーカーを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
①営業所が近くにあるか
②操縦するひとに合っているか
③ラインナップが充実しているか
フォークリフトは定期的なメンテナンスを行うことで、安心・安全に長く使用できます。そのため、不具合があった際にすぐに対応してもらえるよう、近くに営業所があると安心です。
また、メーカによってラインナップの種類は異なり、乗降りのしやすさやレバーの位置などもさまざまです。
使用する人が操縦しやすいフォークリフトを選ぶことで、不慮の事故予防にもつながり、作業効率も上がります。
結局、「カウンターフォークリフト」と「リーチ式フォークリフト」どっちがいいの?

フォークリフトにはそれぞれ異なる強みがあり、作業環境によって向き不向きがあります。
用途や動線に合わせて最適なタイプを選ぶことで、作業効率もグッと上がります。
「今の現場、もう少し使いやすくならないかな?」と思ったときが、見直しのタイミングかもしれません。
買い替えの前に、まずは今の1台を“資産”として見直してみませんか?
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